DN-2002 アップグレードケーブル
レビューの前に
DK-3001 11月下旬に出るみたいですね。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は54,530円前後(税込)。
13mm径ダイナミック型ドライバ1基と、Knowles製のバランスド・アーマーチュア型ドライバ3基を搭載したハイブリッド型のイヤフォンで、今回のは他社製のMMCXケーブル使えるみたいです。
最近DN-2002を買ってとても気に入っているのでこれは買うかはまだ全然わかりませんね。
では、DN-2002アップグレードケーブルについて。
価格は1万ちょっとです。
リケーブルは一時期買い漁っていて色々と試したのですが
大きく分けると傾向は3つに分かれるような気がします。
1:高域や低域など特定の部分の音質が向上したり変化したように感じる
2:全体的に音質が向上して良くなった感じになる
3:あんまり変わったように感じない、或いは悪くなる(相性の問題)
今回は2でした。
購入前にブログのレビューなどで見た際には高域が持ち上がってDN2000J寄りに、というのを見かけていたので1なのかなと思っていたのですが違いました。
1万~2万円のケーブルだと1が多いと個人的には思います。
2のパターンは以前レビューしたWhiplash Audio TWag V3のようにWHIPLASHのケーブルがあげられます。
先にレビューを読んでいたのでこれは意外でもあり、
嬉しくもありました。
というのも前の記事でSHANGLIN M5→OPPO HA2→DN-2002の組み合わせの時の
音の感じが非常に好ましいと感じていまして、
それは全体的な音のバランスで特に中域~低域にかけての密度が濃いというか
スムーズに繋がっていて足りないところがないというのがとても好みでした。
ただそれはHA-2を外すとこの中域~低域の特に低域の部分の物足りなさに繋がってもいました。
今回のアップグレードケーブルは全体で効く感じですが、
低域のバランスと押し出しをタイトにまとめてくれる感じがあり嬉しい誤算でした。
特にEDM系でのキックとベースに関して個人的に、おおこれは買ってよかったと思いました。
かさばるけれどHA-2をつけようかなと迷っていたところに、これならHA-2なしでも良いと思えるレベルだったので。
正直リケーブルはこれまでの経験で、音質向上に満足するというよりは気分で付け替えるというものの方が多かったのでこれはDN-2002持ちの方であれば素直におススメできます。
というより他のMMCXイヤホン用に販売すればいいのにと思いますね。
最後にとても重要なのですが取り回しもすごくいいです。
ケーブルも固さはなく、このあたりもWHIPLASHに近いですね。
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