Adagio4_d

FINALより前のメーカー名FINAL AUDIO DESIGNの方が良かったです。
検索でも他の色んなFINALと被りまくるしSEO的にもどうなのでしょう。

とは言え、実はFINAL好きだったりします。
で、FINALのイヤーピースって付け心地も含めて結構質が良いと前から思ってました。
HEAVEN Ⅶ(7)とかが出た時に上の写真のEタイプイヤーピースが実装されました。

それまでのものも良かったんですけどこれは特に良くて
単品売りすればいいのにと思っていたら売ってました。
最近出たみたいですね。

見てわかるとおり、芯の部分が別素材になっていて
少し固めで、どういう機構かはよくわかりませんが溝がついています。
早速買ってきまして幾つかのイヤホンで試してみました。

結論から言うとめちゃくちゃ良かったです。


低域が少し乗るようになります。
高域も若干減衰せずに届く感じになります。
細かい仕組みなどはEイヤホンのコンテンツやFINALのHPとかで
見ていただくのが良いかもしれません。

個人的なこれまでの経験でシンプルに説明すると
低域
障害物にあたっても減衰せずに抜けていく。
ただし低域素材の中の高域成分は障害物にあたると弱くなる。
よく壁越しでも低域は突き抜けて聴こえるというのはあると思います。
衝撃波みたいなもんですかね。
その代り、隙間があると音そのものがすっぽ抜ける。
イヤーピースが小さいものとかで合わないとスカスカで聞こえますよね。
イヤホンのノズルと密着して、固め(音が抜けていかない)ものが理想なのでしょう。

高域
障害物にあたると反射して減衰していく。
その代り隙間あっても音そのものがすっぽ抜ける感じは少ない。
高周波ですからね、ひとつの波が抜けた程度では影響が少ないのかも。 
Eタイプイヤーピースの溝はこの高域用のものなのかもしれないです。

 
こういうの加味すると低域高域成分で抜けていたものが
抜けずに届きやすくなる使用なのかもですね。 

昔はイヤーピースでそんなに音なんか変わらないでしょと思っていました。
結構変わりますね。
コンプライみたいなタイプは仕組みが違うのでまた別の機会にでも。


下記の手持ちイヤホンでEタイプに変更出来たもので試しました。 

ZERO AUDIO カルボドッピオ
883x450_ZH-BX700_03

いやこれ多分このイヤホンで言えばFINALのEイヤーピースが
最終選択で間違いないでしょう。
サイズ的にも丁度よく、微妙に欲しかった低域がプラスされて
目隠しされて聞いたら「これめっちゃ高いのでしょ?」と言いそうです。

ZERO AUDIOさんはイヤーピースこのタイプぱくった方がいいです。
マジでやばいです。
しかもイコライザいじらないフラットが最高にバランスがいいのだから。


heavenV_A1
 
FINAL HEAVEN Ⅴ(5) AGENG

Aタイプのものを使用していたのをEタイプに変更して
低域ちょっとと高域ちょっとが改善されました。
低域もそうなのですが、個人的には高域のクリアさが増したことで
元々FINALの特徴の中高域(女性ボーカル)の高域分と
かまぼこ型の高域の少し物足りない部分が保管されてこれも良かったです。

Ⅵは買おうか迷っていた時に値上がりしたので結局買っていません。


major-6
chord&major classical-major9’13 

これは最も変化は少なかったです。
何となくわかっていましたが作りが近いです。
固めの芯と形状が近いので。
ただ、装着感に関しては俄然向上したので
こちらもEタイプに付け替えたままにしてあります。


とりあえずこの3つで試しました。
IE80、DN-2000には芯の太さが合わず、細すぎました。

良かったですEタイプイヤーピース。
質感も高くて、6つで900円なのでそこまで高くないのもありがたいです。